はじめに
僕は新入社員の頃、給料15万円のうち6万円、財形貯蓄をする倹約家でした。しかし、1996年に精神病の二度目の躁状態になり、1ヶ月で全財産250万円を使いました。それ以来、稼いだ金はその日に使うという主義に変わり、25年間貯蓄が出来ませんでした。
2020年に10回目の入院をしました。退院の翌年に精神保健福祉士のサポートで、支出の記録を始めて、1年で13万円貯金が出来ました。小遣い帳を付けるのがハードルが高い方は支出の記録だけでも効果があると思います。しかし、生活不安から軽躁状態になりオンラインで英会話を再びを始めようと考え、照明器具、机、椅子などを購入して1ヶ月で貯金を全部使いました。貯金が出来ないヒトはお金があるから使うのではなく、絶対に必要なのかとよく考えない限りは収入がいくらあってもお金はたまりません。
2022年に家計見直し制度を利用して、家計簿アプリと担当者と打ち合わせをする事で月1〜2万円の貯金が出来るようになりました。その原因は自炊を始めた事。弁当を買わなくなった事。携帯を2台から1台に変えた事などです。
躁状態の時、よく言ってた事が僕は人より桁が二つ多いです。ホテルは一泊10万円以上と決めていて、タクシーも一回10万円単位で使っていました。
ある日、有名YouTuberの動画を見て、給料を1万円を上げるのは難しいが、1万節約するのは簡単という言葉を聞いて、コレだと思いました。
今は僕は人より桁が二つ少ない考え、百数十円のお菓子で買うのを考えて、結局買わない事が多いです。
貯蓄で一番効果があったのは現金を持たないことです。僕の財布には千円札1枚しか入っていません。これは自分は余分なお金はないということを暗示するのに役立ちました。毎週の食事代はキャッシュレス決済アプリに入金して、それ以上使わないようにしています。VISAデビット用の口座を作りクレジット決済が必要な時、入金して、利用しています。急な出費はスマホ決済の銀行からATM手数料無料で引き出しています。
家計簿を公開しようと思ったのは、貯金が出来る出来ないは収入じゃなく、支出のコントロールと思うからです。支出のコントロールが出来なければ、いくら収入が増えても貯金は出来ません。最小限の支出でも十分シアワセに生活できることを示そうと思い公開することにしました。
パナソニック創業者松下幸之助のダム経営というのがありますが、必要でないとき溜めて、必要な時に使う。これは家計にも言える事です。貯めるほど余裕がないというヒトは1円でも貯める。その積み重ねが何百円、何千円になります。
貯金が出来るようになり、豊かな生活が出来るように祈っています。
支出合計
128,783円
*障がい者手帳割引き 20,605円(自己負担はなし)は支出に除く
*福祉サービス 就労a型 220,000円は支出に除く
住宅費
45,133円
JR塚本駅徒歩13分 9畳オートロック、無料Wi-Fi付き
家賃 37,000円
共益費 6,000円
保証会社 10,000円/年 833円/月
火災保険 18,000円/2年 750円/月
振込手数料 550円
食費
36,233円 1日平均1,208円、
食事一覧
朝食
シリアル 60円、冷凍フライドポテト 113円、納豆 32円、ヨーグルト 60円、牛乳 138円 バナナ 50円、モナカ 40円 計 433円
昼食
海苔弁当 302円、カップ麺 180円
夕食
野菜ラーメン 袋ラーメン 60円もやし 32円、小松菜 106円、椎茸 75円、卵 30円x2、バナナ 50円 計 415円
電気代
2,000円
ガス
なし
風呂は日曜日銭湯、平日はジムのシャワーを利用している。
水道
2,000円
被服・理美容・雑貨、その他
17,885円
弁護士 5,500円、パンツ 2,360円、散髪 1,350円、髪染め 1,930円、ネットカフェ(応募書類作成のため)1,100円x2、コインランドリー 1,300円 ほか
医療費
自立支援金額不明
診察1回
訪問看護利用4回
薬
通信費(iPhone)
6,130円
通話利用かけ放題 1,700円
データー通信 15GB 2,980円
通話料 890円
ユニバーサル 3円
消費税 557円
通信費 (固定)
なし
交通費
0円
教育費
3,856円
NHKテキスト 550円x3、英字新聞 1,336円、道をひらく松下幸之助 870円
NHK
障がい者手帳で免除、本来なら1,225円
トレーニング
7,200円
600円x12回
障がい者手帳で免除
小遣い
決めてない
保険等
1,583円
火災保険 750円(18,000円/2年)
家賃保証会社 833円(10,000円/年)
生命保険 加入してません
個人事業主保険 加入してません
税金
非課税
花 墓参り
1,311円
ネットフリックス
990円
週1回見る
スクール運営費
1,100円
非課税世帯を対象に教えている。独自ドメインとサーバーを利用しているので年13,200円(1,100円/月)必要。
自立支援
不明
診察 2,000円くらい
訪問看護4回
薬代
福祉サービス
220,000円 就労A型
国連UNHCR、国連食糧計画募金
3,500円
国連UNHCRは2022年3月から
国連食糧計画 2023年4月から。
障がい者割引き
20,605円
地下鉄通勤 290円x2x21=12,180円 トレーニング 600円x12回=7,200円、NHK 1,225円
本来であれば、NHK 1,225円/月が必要となる。障害者割引きにより実質費用はかからないが家計簿には計上している。
墓参り、母訪問
13,720円
塚本→大阪 170円、大阪→広島(夜行バス)6,100円、広島→ 中庄 2,640円 中庄→塚本 3410円
その他
0円
今月の感想
生活費が13万に収まったのは良かったが、まだムダがあるように思える。4月から同時通訳の学校に行くので節約しなければならない。
担当者からワンポイントアドバイス